新亜光学工業株式会社の手掛ける光学製品
光学製品はどのように作られる
光学製品はどのように作られるのでしょうか?
まず光学機器というものは、光の性質を利用した機器の総称です。
例えば、光について考えてみましょう。
光は基本的に直進しています。
太陽光などを見ると、まっすぐに射す方向に向かって光が届いています。
それが何か光を反射するものによって、違う方向に屈折することもあります。
この光の特性を生かした機器を光学機器というのです。
光の特性を活かすと、映像を美しく表現でき、また正確な計測を試みることも出来ます。
私たちの身近にあるものでご紹介すれば、デジタルカメラやプロジェクターは光の性質を活用したものです。
このほか細かな部分を確認できる顕微鏡や内視鏡、鮮やかな映像を撮影するのに効果的な映画用の撮影機材も光学技術を用いて作られているのです。
光学製品の種類とは
光の作用を活用して利用される光学製品ですが、その種類は様々。
例えば、映像を美しくするもの、小さなものを大きく拡大して見やすくするといった特性を用いる光学製品は、結像光学機器と呼ばれるものです。
顕微鏡や対物レンズといったもの、また簡単なものでいえば虫眼鏡なども結像光学の技術を用いて作られています。
このほかに、光を活用して測定する計測光学機器というものもあります。
計測光学機器は光源から出た光を一度分けて、それを反射させてから再び重ね合わせ、そこに生じる干渉から測定を行うというものです。
光を活用するため、誤差が生じづらく正確な測定が可能になり、様々な環境で必要とされています。
他にも光学信号を活用したファクシミリ、レーザープリンターといった情報光学技術、医用光学等、その種類は多岐に渡っているのです。